よく質問されるのが「しぐれ」と「佃煮」の違いです。 佃煮は大坂・佃村から徳川家康に移住を命じられて 江戸の佃島に移った人々が最初に作ったものとされます。 漁民が保存食として作っていた煮物を家康が気に入り「佃煮」と作ることを命じたそうです。 それを大名達が東京土産に佃煮を持ち帰り全国に広まったとされています。 佃煮 基本的な作り方の違いは大がまに大量の醤油を入れ、そこに大量の魚などの原料を入れて 長時間ぐつぐつと煮詰める しぐれ 大がまに大量のたまり醤油を入れ、そこに浮くだけの蛤を要れ短時間でさっと煮あげるの 「たまり」と「しょうゆ」は根本の部分で異なります。 鎌倉時代に中国から伝わったみその製造過程で桶の底にたまった汁で 食物を煮ると大変美味しいことが発見されました。 この「たまり」こそが醤油の原点といわれています。
日常「しょうゆ」と呼んでいるのは「こいくちしょうゆ」のことで全国各地で生産され、 しょうゆ消費量の約 80 パーセントをしめています。 原料は大豆と小麦が 50 パーセントづつ 「たまり」は東海地方だけで生産されていて 原料は大豆 100 パーセントで濃くと旨みが多いです