〒510-0092
三重県四日市市新町1番8号
TEL 0120-17-4908
ほたて
蛤 はまぐり
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白子 しらす
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鰯 いわし
海老 えび
鰹 かつを
烏賊 いか
白魚 しらうお
櫨 はぜ
昆布 こんぶ
若布 わかめ
海苔 のり
松茸 まつたけ
椎茸 しいたけ
湿地 しめじ
木耳 きくらげ
伽羅蕗 きゃらぶき
唐辛子 とうがらし
山椒 さんしょう
山葵 わさび
竹の子 たけのこ
生姜 しょうが
蕗 ふき
うぐいす豆
うずら豆
大豆
おたふく豆
金時豆
胡麻 ごま
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「時雨」の歴史はあの「東海道中膝栗毛」の中でも



と桑名のはやり歌だと紹介されており弥次北の二人も桑名で焼き蛤を食べ、
慌てて貝の熱い汁を膝にこぼして金玉と貝を一緒に掴んだりとつづられているように、
江戸時代には桑名の名物として有名だったらしい。

「東海道図会」という文献には当時街道の店先で蛤を焼く情景が描かれています。
その場所は実際桑名より少し手前の今の近鉄「伊勢朝日駅」の周辺(小向)から
富田の入り口あたりが「焼き蛤」の本場だったらしく、その情景には松笠で蛤を焼いている様子が描かれており
蛤と松の相性から中毒の心配もなく一番美味しい食べ方だったとしるされています
 
 
桑名の蛤は揖斐川木曽川長良川の恵みをうけ大きくてとっても美味しかったそうです
桑名の焼き蛤を「時雨蛤」と呼んだ由来については 1616 年烏丸大納言光広という方が
関東へ向かう途中に七里の渡しの船待ちに焼き蛤を賞味した。
そのときに時雨の来たのを見て「神名月ふりみ降らずみ定めなき、しぐれは冬のはじめなりけり」 と
読んだこの歌に因んで「時雨」と名づけたという説や松尾芭蕉の門弟の各務支考(かがみ・しこう)が
蛤は 8 月くらいから採り始ますが初冬の 10 月ころの「時雨」の頃が一番美味しいので「時雨蛤」と
命名されたという説があります

またさまざまな風味が口の中を通り過ぎることを時雨が一時的に降る様子に見立てたとか
短時間で仕上げる調理法を時雨に似ているからなどの説があります
 
また蛤とならび有名だったのが白魚で松尾芭蕉が
「白魚や水より白き 事一寸」と読んだように漁がさかんでした

その漁場は桑名から富田にかけて行われておりましたが現在は桑名産の蛤、
白魚共に高価で高嶺の花的な存在になっています
 
 

よく質問されるのが「しぐれ」と「佃煮」の違いです。

佃煮は大坂・佃村から徳川家康に移住を命じられて
江戸の佃島に移った人々が最初に作ったものとされます。
漁民が保存食として作っていた煮物を家康が気に入り「佃煮」と作ることを命じたそうです。
それを大名達が東京土産に佃煮を持ち帰り全国に広まったとされています。

佃煮
基本的な作り方の違いは大がまに大量の醤油を入れ、そこに大量の魚などの原料を入れて
長時間ぐつぐつと煮詰める

しぐれ
大がまに大量のたまり醤油を入れ、そこに浮くだけの蛤を要れ短時間でさっと煮あげるの

「たまり」と「しょうゆ」は根本の部分で異なります。
鎌倉時代に中国から伝わったみその製造過程で桶の底にたまった汁で
食物を煮ると大変美味しいことが発見されました。

この「たまり」こそが醤油の原点といわれています。

日常「しょうゆ」と呼んでいるのは「こいくちしょうゆ」のことで全国各地で生産され、
しょうゆ消費量の約 80 パーセントをしめています。

原料は大豆と小麦が 50 パーセントづつ 「たまり」は東海地方だけで生産されていて
原料は大豆 100 パーセントで濃くと旨みが多いです

 
 
調味料の違いや炊き方の違いが
「佃煮」と「しぐれ」の違いです。

ちなみにコンビニのおにぎりに「しぐれ」があるのも
この東海三県だけで全国のお客様からは
「しぐれ」に対して様々な反応をいただきます。

良いも悪いも「しぐれ」を知っていただくことに感謝しております。
 
 
旬で新鮮な、厳選された食材を
真心こめて 職人が手づくりしております
 
当店の創業は明治 10 年の 7 月ですので創業 130 年になります。
私のひいじいちゃんが始めてじいちゃん・おじさん・親父とつづき私で 5 代目です。
3 代目はつぶすとか言われますので 5 代目ならなんとか保つかと思います。
本店は私と家内と両親の 4 人 近鉄の直売店には 3 人 
計 7 人 お店は元旦だけ休みで朝の 8 時から夜 7 時までの営業です

三重北勢地区の食文化の「しぐれ」を
後世に伝えていくのが私の使命です
 
 
TV撮影、スタジオ紹介、雑誌ミセス、dancyu(ダンチュー)など
あらゆるメディアにご紹介されております
 
モンキッキーさん、マナカナさん、高田純次さん、加藤晴彦さん、柴田理恵さん、大場久美子さん・・・など他多数
 
 
主な納入先

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